富山県、相倉合掌集落へ行った。
岐阜県白川郷には良く行ったが、ここは始めて来た!
24棟と白川郷より数は少ないが、また違った雰囲気の集落。
中でも興味をひいたのが、『原始小屋 三郎』
江戸時代の始め、火事にあうと屋根だけ町の人達の協力で作ったらしい。
屋根の下の箱を作るのは素人には作れない。それは宮大工の仕事。
三郎には、昭和12年まで、おばあちゃんが一人で過ごしていたそう。
茅の屋根から飛び出した場所。
それは仏壇を置いていたらしい。(浄土真宗)
昔の人の暮らしを垣間見て、人間は素晴らしいと再確認。
また相倉では、火薬の原料『煙硝』作りが日本一だったそう。
土間に穴掘り、排泄物や植物を長い間置いたら出来上がり。藩に納めていた。
また重罪人の流刑地。犯人の逃亡恐れ、明治時代まで川に橋をかけること無く、閉ざされた環境で暮らしたとか。
今は暑いが都会より涼しい。
秋は紅葉と合わせ情緒がある。
次は秋に行ってみたい。